松の木に桜が咲く

日本人が春を感じる花といえば桜ですよね。
毎年、桜前線が九州から北海道に北上するのをニュースで見て縦に長い日本列島が
春になっていくのを感じる人も多いと
思います。
そんな桜ですが、松の木の枝から桜の花が
咲いたという伝説をもつ地があるのを
知っていますか? 
というわけで桜もすっかり散ったGWに、
その伝説の地へ行ったときの記録。

場所

伝説の地の場所は、岩手県八幡平市の
安代地区にある桜松公園。

桜松神社

桜松公園の奥には『桜松神社』という神社が
あります。
その昔、松の木に桜の花が咲いたのを見て
村人が驚き、吉兆として崇めたという
言い伝えが桜松の由来だそうです。
きっと拝殿のすぐそばに伝説の松の木が
あるに違いないということで、
桜松神社参道入口手前の駐車場に車を
停めて、徒歩で桜松神社を目指します。
大抵の神社は本殿までは結構距離が
あったりするので、神社へ行くときは
歩きやすい靴で行くのがいいですね。 
自分はエンジニアブーツでした。

かなり大きめの石灯籠がおもちゃに
見えるような樹齢200年を超える立派な
杉の木がずらり。

立派な杉の木の隙間から陽光が
降り注ぐ参道、
そして立派な狛犬と朱色の鳥居、
雰囲気ばっちりですね。

後光のような陽光を浴びて姿を現す
桜松神社拝殿。
主祭神は瀬織津姫(せおりつひめ)という
神様だそうです。
本殿のまわりの立派な杉の木が本殿を
守るように真っすぐ伸びてますね。
で、肝心の桜が咲いたっていう松は
どれだ?

結局伝説の松の木は見れませんでしたが、
神社好きの自分は十分満足できたので
問題なしです。

縁結びの木

桜松神社の境内には二本のカエデが仲良く
結びついている『縁結びの木』と呼ばれる
木が生えています。
良縁成就にご利益があるらしいです。

肝心な二本のカエデが仲良く結びついている
部分が写ってませんが、この位置に狛犬を
設置したセンスを優先しました。
本当は単に構図のセンスが無いだけですが
気にしたら負けだと思っています。

不動の滝

桜松神社のさらに奥には、『不動の滝』と
いう日本の滝百選の一つにも選ばれている
滝がありますので桜松神社を訪れたら
是非不動の滝も見るべきです。

自然と一体化しつつある苔むした狛犬が
迎える参道を進むと

岩肌と一体化しつつある不動堂が
現れます。

不動堂の横、気を付けないと見逃しそうな
場所に竜神様も祀られています。

さらに進むと左手に景色に映える朱色の
橋が見えてきます。
そしてその橋の上から見れるのが

落差15mの段々の滝『不動の滝』です。
この滝には不動明王様が祀られています。
この画像にも写ってます。 
探せ!この世の・・・(違

滝と橋を一緒に見るとパワースポットと
言われているのも納得の風景ですね。

遊歩道

今回は行った場所は、桜松神社参道入口の
石鳥居をくぐり、桜松神社拝殿、
縁結びの木、不動堂、と
緩やかな登り道を上り、不動の滝を見た後は
不動川に沿って下りながら駐車場へと戻れる
ちょうどよい距離の遊歩道になっています。

下り道は不動川を右へ左へと何度か跨ぐ道と
なっているので景色を楽しみながら
駐車場に戻れます。

桜松神社は、パワースポットとしても
知られているのでまだ行ったことのない人は
是非行ってみてください。
エンジニアブーツ以外で行くのがいいと
思います。

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